音を学んでみる
音響に携わるようになって、なにを学べばいいかもがくフェーズだと思っています。
ここでは、もがいた軌跡を共有できれば、と思っています。
読んだ本
音響学入門
感想
音とは?をイメージできるところから、音のマクロからミクロまで、基礎的なところを押さえている本だと感じました。
マクロのところは、会社でも出てくる言葉が理解できてよかったです。ミクロのところは、物理学観点からの音なのでどうしても物理数学寄りになりますね。
本のなかでも書いてあるのですが、数式はピンとこない苦手な人は読まなくてもなんとなくわかればOKです!のスタンスなので、敷居が低くてよかったです。
参考文献の数も多過ぎず少な過ぎずで興味が出てきた先に進みやすくなっていてよかったですね。
ただこの本の刊行が2011年なので、実はもう11年前なので、参考文献も古典になりつつあるような気がします。
特に6dBでだいたい感覚2倍の音圧、とか、PCM、ADPCMの圧縮方法の違いは読んでいて参考になりました。
ここら辺の理解できたところは記事にしてぜひ共有したいです。ネットにはごろごろ落ちてる情報かな、、、
基礎的な知識は得られたので、音響系次は
「音のデザイン」岩宮眞一郎著 を読んでみようと思います!
作りたいものが見つかった!
仕事を楽しくするには。
エンジニアなら自動化ですよね。やっぱり。
仕事では、外注した音が指定条件で適切に流れるか、をテストしますが、自動化できる観点は2つあると思っています。
- インプット(特定条件の再現)を自動化
- アウトプットの検証の自動化
この方針決め回としたいと思います。
続きを読む上流と下流の正義
今、ぼくはアジャイルという小さなプロダクトを全部つくるところから、分業にして上流工程下流工程が分かれるところで働いている。
上流の中でも、他人が作った仕様に則って市場に出せるかどうか評価するQAの仕事だ。
品質のプロにならなくてはならない。
だから調べてみると、現代におけるソフトウェア品質を論じている記事や本は、まあアジャイルで内製化していることで「いつもと違う」ことを感じ取り、ミクロに品質を見えるように働きかけている(ように見える)。
狩野モデルがいい例だと思う。
それを今の自分の仕事に適用しようと思考した時に、できることが少な過ぎる気がしてならない。アジャイルにいた頃ならできたのに、とも思ってしまう。
アジャイルで学んだことは、テスト仕様書がそのままソフトウェアの仕様書になれる、ということで、品質の担保と設計開発は同時に行わなければ良い品質は生まれないと言うことだ。
世の中のQAコミニュティに入れば、何か糸口がつかめるのだろうか。
もっと、もっと、インターフェースはエクセルやワードでも構わないので、考える仕事に持っていきたい。今の縦割りは、あまりに思考停止させるための組織になってしまっている。上流はもっと考えなければならないのに、常に考えられる仕事のルーティンにならない。だから下流の方が魅力的に見えてしまう。手を動かして、それがそのまま反映されて動くものが作れるから。
飲み込まれないように、動こう。